開催概要
Event Overview
会議名
第41回小児肝臓研究会
テーマ
肝臓と代謝 境界領域疾患の垣根を取り払う
会期
2025年 7月 12日 (土)・13日 (日)
会場
順天堂大学 有山登記念館講堂
東京都文京区本郷2-1-1 7号館 (A棟)
会長
鈴木 光幸 (順天堂大学小児科学講座)
運営事務局
会長ご挨拶
Message from Chairman
このたび、第41回日本小児肝臓研究会の会長を拝命し、2025年7月12日(土)〜13日(日)に順天堂大学有山登記念館講堂(東京都文京区)で研究会を開催することになりました。東京での開催は第25回研究会以来、16年ぶりとなります。この研究会には毎年全国から小児肝臓病領域に携わる臨床医が集結し、さまざまな小児の肝疾患の病態や診断、治療などについて熱心に討議する貴重な機会となっています。ここで得られた情報により解決の糸口が見つかった症例も数多くあります。
今回の研究会のメインテーマは「肝臓と代謝―境界領域疾患の垣根を取り払う」といたしました。小児の肝臓疾患は、成人と同様のウイルス性肝炎や自己免疫性肝炎に加えて、先天的な形態異常に伴うものなど非常に多様です。また、肝臓は脂質、蛋白、糖代謝などを司る臓器であり、代謝疾患として診療が行われる例も多いはずです。さらに、胆汁酸を産生・分泌し、遠隔的に腸管内のホメオスターシスにも関与しています。胎生期には造血器官としても機能しています。これまで発表の場がなくお蔵入りしていた境界領域疾患があれば、この機会にぜひ発表をお願いします。また、本研究会は基礎研究の演題も募集いたします。発表時間には特別に余裕を設けますので、基礎研究データをお持ちの方は、ぜひ研究成果をアピールする場としてご活用くだされば幸いです。
御茶ノ水は東京駅からのアクセスも非常に良く、美味しいものもたくさん見つかります。現地開催をメインにして開催する予定ですので、ぜひ会場でお目にかかれることを楽しみにしております。
なお、本研究会に参加された方は「第21回先天代謝異常セミナー(実行委員長:村山圭)」を半額で受講可能であることを申し添えます。
第41回日本小児肝臓研究会
会長 鈴木 光幸
(順天堂大学 小児科)